オンラインサロンを運営する際にかかる手数料にはどんなものがある?

はくにゃん
オンラインサロンも、やっぱり運営するにはお金がかかるのかにゃー?
たけちん
自前で揃える分にはかからないけど、プラットフォームサービスを利用する場合はかかっちゃうね。

オンラインサロンは、主にSNSを用いてサロンを運営することから、基本的には無料で運営が可能です。
しかし、有料のサービスを使った場合は、言うまでもなく手数料がその分かかります。
今回は、オンラインサロンを運営する際にかかる手数料について、その概要をご紹介します。

オンラインサロンの多くは、プラットフォームサービスを利用する

オンラインサロンで、自前で環境を整える時間・手間が惜しい場合、プラットフォームサービスを利用するケースが多いようです。
以下に、プラットフォームサービスについて紐解いていきましょう。

初期費用などは無料の場合が多い

プラットフォームサービスは、初期費用を無料としているところが多いようです。
これは、新規参入者にとっては敷居が低くなるメリットの一つです。
言い換えれば、業者はそれ以外の部分でしっかり利益を残せる仕組みを作っているのです。

はくにゃん
初期費用が無料でも、手数料自体が0になるわけじゃないよにゃー。
たけちん
そういうこと。業者は必ず何らかの形で利益分を回収するよう試みるんだ。

利用手数料は20%程度

プラットフォームサービスの運営者側としては、確実に利益を得られるところから手に入れたいと考えています。
スムーズに手数料を回収するのであれば、売上が立った時点で回収するのがもっとも理想的です。
よって、利用手数料という名目で、売上のおよそ20%を手数料として回収するのです。

はくにゃん
これって高いのかにゃー?
たけちん
クラウドソーシングサービスの利用手数料と似たようなところもあるけど、比較的高めの価格設定かもね。

公表されていないところもある

プラットフォームサービスの手数料は、必ずしも一律とは限らず、公表されていないこともあります。
オンラインサロンに参加する人数がどのくらいの規模になるのかや、月額料金をいくらにするのかによって、金額が変わってくるようです。
実際に相談してみないと内訳が分からないことから、目に見える実績が無い参入者であれば、二の足を踏んでしまう仕組みと言えます。

はくにゃん
人を選んでいるんだにゃー……。
たけちん
逆に、有名人がメリットを感じずに、あえて自前でオンラインサロンの運営を行っているケースもあるんだよ。

オリジナルサイトを使えば、手数料はかからない

当然ながら、オリジナルサイトを作成してFacebookと併用すれば、手数料は誰からも取られません。
いくつかの条件を満たせば、手数料のかからない仕組みを作ることは可能です。

メンテナンスを自力でできるか

まず第一に、オリジナルサイトを何らかの方法で作成したとして、果たして自分で定期的なメンテナンスができるかどうかが問題です。
コンテンツの更新はもちろんのこと、読みやすいレイアウト・プロフィール情報の更新など、細かい部分も含めると様々なメンテナンスが必要になってきます。
オンラインサロンを専業で行う場合を除いては、一人ではなかなかメンテナンスの時間を確保するのが難しくなるはずです。

はくにゃん
どのくらいの期間でコンテンツを更新するのかにゃー?
たけちん
一概には言えないけど、やっぱり頻度が多い方がユーザーにとっては嬉しいだろうね。

WordPressの場合、プラグインに関する知識があった方がよい

サイトを自作する場合、Wordpressを利用するのが一般的と考えられています。
それは、基本的なブログ機能のほかに、色々と機能のチョイ足しができる「プラグイン」が充実しているからです。
オンラインサロンにおける具体的な仕組みを構築する際には、知識だけでなく運用技術を身に着ける必要があります。

はくにゃん
どんなプラグインに、どんなメリット・デメリットがあるのかを知る必要があるってことかにゃー?
たけちん
そうだね。さらに言えば、これは使えると思ったプラグインについて使いこなせるようになる必要がある。

入退会手続き・決済手続きの仕組み作りが必要

一口に知識と言っても幅広いものがありますが、これが無いと始まらないというプラグインの一つに、入退会の手続き・決済手続きがあります。
きちんと入口部分で仕組みを構築しておかなければ、せっかく自分のオンラインサロンに参加したいと考えるユーザーを、みすみす逃してしまうことになります。
コンテンツ作成以外の部分で時間を取られることは心外でしょうが、ユーザーが路頭に迷わないよう、手続きをスムーズに行える仕組み作りが大切です。

はくにゃん
入ったはいいけど辞め方が分からないとなったら、やっぱり嫌なのにゃー。
たけちん
毎月の支払いについても、極力ユーザーに負担を強いることがない方法を工夫する必要があるしね。

自力で会員管理ができるかどうか

オンラインサロンの仕組み作りについて、もう少し踏み込んで考えてみると、コンテンツ運営以外でスムーズな処理が求められるのは「会員管理」になります。
自力での会員管理が可能かどうかが焦点となっているのです。

この点について、自力でバランスを取ることは可能なのでしょうか。

オンラインビジネスに比べると、会員数は少数である

一般的なオンラインビジネスの仕組みに比べると、オンラインサロンで管理する会員数はそれほど多くはありません。
よって、自分が管理できる上限数を決めてしまえば、大きな問題は起こりにくいでしょう。
ただ、その人数でどれだけの売上が見込めるのか、概算はしておく必要があります。

はくにゃん
少数精鋭というわけにはいかないのかにゃー?
たけちん
単価を高くすると、ユーザーへの負担が大きくなるから、やっぱりおトク感をアピールすることは大事になってくるよ。

しかし、会員数が増えれば自力での運営は難しくなる

会員数を増やせば増やすほど、膨大な顧客情報の管理がネックになってきます。
現在のコンテンツに不満を持っていないかどうかをチェックしたり、会員として長い間登録しているユーザーに対して感謝の気持ちを伝えたりと、一口に会員管理と言っても、やることはたくさんあります。

はくにゃん
一人で手が回るかにゃー……。
たけちん
やっぱり、マンパワーでは労働力の問題に遭遇するんだよ。

多少お金はかかっても、会員管理は外注した方がよい

会員管理は、オンラインサロンを運営するにあたって重要な要素ではありますが、必ずしも運営者が頭を悩ませる必要はありません。
広い意味で会員管理に特化したシステムを外注などで確保すれば、自分自身はコンテンツ作成に集中できます。

たけちん
taketinであれば、オンラインサロンの月会費回収にも対応可能!プラグインも用意していますよ。
はくにゃん
ちゃっかり宣伝してるにゃー!

おわりに

オンラインサロンを運営するにあたっては、コンテンツ以外の部分で時間を取られることを想定しておかなければなりません。
自前で準備することが決して悪いわけではありませんが、費用対効果を考えると、必ずしも賢い選択肢とは言えません。

自分が何をメインに行うのかを考えたとき、やはり肝になるのはコンテンツのはずです。
多少手数料の負担が必要になったとしても、極力他の作業に時間を取られないよう工夫することが、オンラインサロンの運営においては大切です。

かんたんに継続課金ビジネスを開始できる
TAKETIN MPをご存知ですか?