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売上を伸ばすための追加収益モデル:物販・コンサル・コース販売

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オンラインサービスや会員ビジネスを展開する中で、「メイン収益以外にもう一段階売上を伸ばせないか?」と考える人が増えています。そこで注目されるのが、追加収益モデルです。この記事では物販、コンサル、オンライン講座という3つの代表的な追加モデルについて、具体的な導入方法とポイントをわかりやすく解説します。

なぜ追加収益モデルが今、注目されているのか?

既存の顧客基盤がある場合、追加の収益モデルは新規獲得よりもずっと効率的に売上を伸ばすことができます。LTV(顧客生涯価値)を上げることにもつながり、ビジネスの安定性を高める上でも重要です。

また、1つのサービスだけでは飽きや離脱が起こりやすいため、別の角度から価値を提供できる商品やサービスを追加することで、ユーザーの満足度や継続率アップも期待できます。

特に近年は、オンラインコンテンツやコミュニティと連動させた「複数の収益チャネル」を持つことが、強いブランド構築にもつながるため、事業の土台を太くする戦略として注目されています。

同じお客さんに“もう一歩”提案できたら、ビジネスの幅が一気に広がるよね

はくにゃん
はくにゃん

追加収益モデル①:物販(グッズ・関連商品)の展開方法

物販はファンの多いサービスやコミュニティと相性がよく、ブランドイメージを形にして売上を生み出せる強力な手段です。特に、既存サービスや講座、SNS発信で世界観ができている事業者には、低リスクかつ取り組みやすい追加収益モデルになります。

物販と相性のいい業種やサービス

  • 教育・習い事系:テキスト、教材、文具など
  • コミュニティ系:オリジナルグッズやステッカー
  • 美容・健康系:サプリ、スキンケア、グッズ
  • ライフスタイル発信系:マグカップ、トートバッグ、カレンダー

「この商品を持ってると気分が上がる」「使うことで日常にサービスの価値を感じられる」といった体験を提供できると、単なる“物”以上の意味を持たせることができます。

リスクを抑えた物販スタート方法

  • 受注生産やオンデマンド印刷(例:SUZURI、BASE、Shopify)
  • 在庫なしドロップシッピング
  • 小ロット製造+予約販売方式

自社で在庫を抱えずに始める方法も多いため、今は個人でも十分に物販を取り入れることが可能です。販売ページでは、「誰に」「どんな使い方で」「どんな気分になれるか」までストーリーとして見せると購買意欲を引き出しやすくなります。

物販って、“こんなのあったらいいな”を形にするだけでファンがめっちゃ喜ぶんだよ

はくにゃん
はくにゃん

追加収益モデル②:コンサルティング・個別指導の導入

コンサルや個別サポートは、知識や経験を活かして高単価のサービスを作れるモデルです。特に、指導実績や専門性がある人にとっては非常に親和性が高く、信頼関係がすでにできている顧客に対して提案しやすいのがメリットです。

コンサルは一見ハードルが高く感じられがちですが、「自分がこれまでやってきたこと」「よく質問されること」を言語化して整理するだけでも、十分商品になります。特別な資格がなくても、“その分野に少し詳しい先輩”としての立場で成立します。

コンサルサービス化のステップ

  1. 自分が得意・解決できることをリスト化
  2. よくある質問や相談を商品化
  3. 「体験セッション→本契約」という導線を設計

最初は知り合いに無料でヒアリングしてみると、どんな悩みを抱えているかが見えてきて、商品設計がスムーズになります。

単発 or 継続の選び方と価格設計

  • 単発相談(30〜60分):低リスクで入りやすく
  • 継続契約(月1〜2回):課題解決+伴走型

単価は1回5,000円〜30,000円程度が目安ですが、対象者やサービス内容によって柔軟に調整できます。「何を得られるか」が明確だと高単価でも納得されやすくなります。

“話を聞きたい”“個別で相談したい”って言われたら、それってもう立派な商品だよ!

はくにゃん
はくにゃん

追加収益モデル③:オンラインコース・講座販売の仕組み化

オンラインコースは、知識やノウハウを動画やPDFにして提供するモデルで、ストック型の収益として安定した売上を目指せます。1対1で対応しなくても良いため、時間を切り売りせずにビジネスを拡大したい人にぴったりです。

講座販売の基本ステップ

  1. 顧客の課題や「よくある質問」をテーマに企画
  2. 動画・資料を収録(スマホでもOK)
  3. 販売サイト(STORES、Udemy、Teachableなど)で販売開始

販売後は自動で売れる仕組みに近づけるため、定期的なメルマガやSNSでのリマインド、ステップメールによる育成コンテンツを組み合わせるとより効果的です。

継続課金にする場合の工夫

  • 新コンテンツを毎月追加
  • グループコンサルや質問会をセットに
  • 会員限定コミュニティと連動させる

学習進捗を見える化する設計や、継続者向けの「応用編」「実践編」のような段階構成にすると、長く利用してもらえる構造が作れます。

一度作れば“自動で売れる資産”になるのがコースのすごいところ!

はくにゃん
はくにゃん

追加収益を成功させるための共通ポイント

1. 既存顧客の声をもとに設計する

新規向けに考えるより、既存顧客が「次に欲しい」と思うものを聞いて商品設計する方が、購入率も満足度も高まります。

2. 導線と販売方法をあらかじめ設計しておく

「どう案内するか」「どのタイミングで提案するか」は売上に直結します。メール、LINE、講座内バナーなど、ユーザーが自然に目にする場所に配置するのがコツです。

3. 価格帯と内容のバランスを整える

安すぎても高すぎても購入に迷いが生まれます。「この内容ならこの値段は納得」と思ってもらえる設計が大切です。

追加って言っても“ただ増やせばいい”わけじゃない。軸とのバランスが超大事!

はくにゃん
はくにゃん

他社の成功事例に学ぶ追加収益のつくり方

物販の事例:会員制サロン×オリジナルグッズ

SNSフォロワー向けのサロンを運営するAさんは、オリジナルノートやカレンダーを制作。予約販売+メンバー限定価格の工夫で、ファンとの接点を深めながら追加収益を獲得。

コンサルの事例:無料セミナー→個別相談へ

Zoomセミナーを開催し、参加者へ「希望者のみ無料体験コンサル」の導線を設定。そこから月額コンサルへつなげ、売上を安定化させたBさんの例。

講座販売の事例:録画講座+コミュニティ型

過去に行った講座を動画化+専用グループを設けて、1人あたり月5,000円の継続課金に転換したCさん。参加者同士の交流が継続の決め手に。

うまくいってる人って、“自分の強み”をうまく転換してるんだよね

はくにゃん
はくにゃん

まとめ|追加収益は“軸”を活かして無理なく広げよう

追加収益モデルは、既存のサービスや顧客の延長線上で無理なく始められるのが魅力です。「何か新しいことを始めなきゃ」と焦るより、まずは今ある価値を整理し、“次の一手”を設計していくことが売上アップへの近道です。

ABOUT ME
TAKETIN調査兵団
TAKETIN調査兵団
編集長
某企業のマーケティング部に勤務するも、「もっと自由に世界を調査したい!」と謎の衝動に駆られ、TAKETIN調査団を立ち上げる。最初はブログだったが、いつの間にか団員(読者)が増え、気づけば編集長に。本人いわく「気づいたら編集長になっていたので、責任感はそこそこです」とのこと。
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